好きなことを見つけるには「具体」と「抽象」を行き来する

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「具体」と「抽象」

まず具体というのは、物事を細かく分解した状態。言葉の通り「具体的」であること。

これは誰でもわかる。

対して「抽象」というのは、複数の具体的な物事から共通点を抜き出して、大まかに表現した状態。

物事の枝葉を切り捨てて、本質的な部分だけを抜き取ることを「抽象化」といい、そのように考える能力を「抽象的思考力」という。

例を挙げよう。

例えば「クルマ」で考えてみる。

「白いクルマ」といったら、どちらかといえば抽象的だ。

これを「具体化」していくと

・白いクルマ

→白いスズキのクルマ

→白いスズキの軽自動車

→白いスズキのワゴンR

となっていく。

逆に抽象化していくと

・白いクルマ

→クルマ

→乗り物

となっていく。

具体と抽象を行き来する

では好きなことを見つけるときに、具体化と抽象化がどのように役に立つのか。

まず好きなことをいくつか挙げてみる。

たとえば

・新しいクルマ

・最新の家電

・家族や友達とカフェで語る

・高性能のパソコンやスマホ

・日記をつけること

・読書

・勉強して資格を取ること

・キャッシュレスなどの便利な機能

・部屋を綺麗にすること

・気の会う人と美味しいものを食べる

・料理

・スマホの裏技を知って使いこなす

・ホテルのビュッフェ

・自転車

・人と競って勝つこと

・人に有益なアドバイスができると嬉しい

逆に嫌いなことも挙げてみる

・人ゴミ

・満員電車の通勤

・渋滞した中での運転

・同じことをひたすら繰り返すこと

・上司のわけのわからない指示で動くこと

・サービス残業

・病院の待合

・遅れてくる人

・周りの迷惑を考えないひと

・嫌な仕事は人に押し付ける上司や同僚

次にこの具体的な状態から、抽象化していく。

これらを抽象化していくと

・最新のテクノロジーが好き

・自分の行動を管理している

・無駄なものやことが嫌い

・ルールを守らないことが嫌い

・人と同じようなことをするのが嫌い

などいくつかの仮説が出てくる。

これをさらに抽象化していくと

効率的なものや行動が好きで、それを人に教えるのが好きなんじゃないか?と、1つの仮説が出来上がる。

これを自分の軸として考えてみることができる。

抽象化で軸ができたら転用してみる

自分の軸と思えるものができたら、それを検証するべく、また具体的な別のものに転用してみる。

ここでは好きなことを仕事にするために、転用する。

効率化と人に教えることを軸にして「効率化コンサルタント」をビジネスにしてみる。

たとえば

・便利な時短家電を徹底的に調べて、紹介する。

・効率的なオフィスの設計

・効率化をテーマにしたブログやセミナーを開く

・リモートワークに必要なスキル、便利なアイテムを紹介

・ブログからの本の出版

などが考えられる。

それが自分に合うかどうかをとことんやってみればいい。

これがどれも違うとなればまた抽象化しなおして、別のことを考えてみる。

たとえば「時間管理コンサルタント」「在宅ワークコンサルタント」「セミナー講師」「アフィリエイト」

もしくは「独立支援業務」「許認可代行業」「ホームページ作成」「ブログ立ち上げ代行」などなど。

自分の好き、得意をいろいろ転用させて考えて試してみればいい。

いつかは自分の「天職」「使命」にたどり着くはずだ。

そのためには「抽象化」のトレーニングを日々積み重ねるといい。