本当にやりたいことは、自分でも理由なんかわからない。直感を信じて突き進む

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【自分を壊す勇気】という本がある。著者は立川志の春さん。落語家だ。

異色の経歴の持ち主で、アメリカの名門大学を卒業した後、三井物産というエリート街道を進みながら、入社後に初めて聞いた落語に衝撃を受けて、会社を辞めて落語家になった。

お金より、好きなことを選んだ人。

落語という世界の具体例から抽象化された、どの世界でも通用する、仕事の本質について書かれた本である。

直感を大切にする

「本当にやりたいこと」について、こう書いている

直感。好き。嫌い。 面白い。面白くない。 行きたい。行きたくない。本当はそれだけが 重要なことで、 大概理由なんて後付けです

後からこの決断が正しかったと自分を納得させるためのものです。

好きか嫌いかなんです。面白いか面白くないかなんです。行きたいか行きたくないかなんです。

こういう理由だからこれをやりたい、なんてことを考えている時点で、それは本当にやりたいことではありません。

迷った時は、最終的に自分の直感を信じることが大事。

人に決められたり、タイミングを逃して、選ぶことができずに決まったことをやるのは苦痛。

決断することから逃げてしまうと「もしあっちにしていたら‥」と後悔が残る。

自分で決めたことなら、間違ったと思っても、自分の中で割り切れる。

だから直感を信じて、心が求めることをやるべきだ。

やりたいという気持ちは「才能」

子供の頃からの訓練が必要なもの以外において、やりたいという気持ちを超える才能なんかないんじゃないでしょうか。

結局、才能があるかないかを考えるというのは、それによって成功する可能性を計ろうとしているのだと思います。

著者は、落語家になろうと決めた時点で自分に才能があるかどうかは全く考えなかったとのこと。

根拠として、人は成功の可能性を考えた場合、考えれば考えるほど、やらない方向にしかベクトルが向かないことを過去の経験から学んだからだと。

ご自身の学生時代の、やらずに後悔したことについてのエピソードを語られた後、「できる、できないで判断するのではなく、やりたいか、やりたくないかで決めて、あとはできるようになればいいと。

素晴らしいと思った。

できるようになるのを待っていたら、一生その日はやってこない。

まさに今の自分。

独立したいのに、安定した会社を捨てれない自分がそうだ。

決断してやってみなければ、前に進めない。

やりたいことをやって、生きていく。

そして、やりたいことをやる生活を続けていくために、それに見合った努力をするだけ。

チャンスを逃さない

ハリウッド女優のジュリア・ロバーツの名言を紹介されていた。

彼女はテレビのインタビューで「これは無理!と思う仕事をオファーされた時どうしますか?」という質問に対してこう言った。

「できませんなんて絶対言わないわ。はったりよ。はったり。できると言ってから内心青ざめて、死に物狂いでその時までにできるようになるだけ。その連続よ、仕事って」

ハリウッドのようなスケールの大きな話ではないが、自分を振り返っても当てはまる。

今までの社会人生活で成長していく過程で、自分もこういうやり方で成長したケースが多かった。

自分は負けず嫌いで、見栄っ張り。

教わるのも苦手。だけど負けたくない。

だから、はったりかまして、涼しい顔して、難なくこなしているかのように見せるため、冷や汗をかきながら仕事をこなすことはよくあった。

でもその方が成長は早い。

特に独立して仕事をもらう時なんかは、大事なスキルとも言える。

大事なのは「ここぞ」のタイミングで結果を残すこと。

難しい仕事、やったことないからと逃げていては、チャンスは巡ってこない。

難しい仕事を受けても、焦らず冷静に、チャンスを潰さないように確実にこなすというスキルを身につける。

そこで大事になるのは、動じない精神力と、情報収集力。

ギリギリのところで勝負して、結果を残すという経験を重ねることが、次につながる。

普段からチャレンジ精神で、果敢に挑戦を繰り返して鍛えておく。